川根本町商工会officialblog

「川根本町ゆず」はしずおか食セレクションに認定されました！
茶碗蒸しや小鉢、鍋のつけだれなどの料理に
そして　お風呂に
大活躍の柚子の季節になりました。

柚子は高知県が有名ですが
静岡県内でも昨今栽培されるようになりました。

県内でも川根本町は生産量が一番です。
最初に柚子の栽培を始めた「樽脇園」をご紹介します。




樽脇園を経営されている樽脇美昭さんは川根茶を栽培されていますが
冬の間の副業として
農業経営振興会の仲間と共に柚子の栽培も始めました。
それが３１年前のことです。



ちょうど　山を切り開いた土地があり
柚子の樹を植えました。
標高は６４０ｍほどの高地です。

栽培先進地の四国まで何回も足を運び
防寒や剪定の方法から学んだそうです。


「１個ずつ丁寧に収穫する樽脇さん」

高地は昼夜の寒暖の差が大きいので樽脇さんの柚子は
皮が厚く、酸味が強く、香りも大変良くなるそうです。
１本の樹に２００～３００個の実がなります。
樽脇園には７０ａ、約６００本の柚子の樹があります。


「出荷を待つ柚子」

摘採された柚子は倉庫へ集められます。
倉庫の中は柚子の爽やかな香りで一杯です。
その後、需要に合わせてイオン系スーパーと静岡中央市場へと出荷されていきます。



樽脇園では柚子を加工用として無農薬で栽培し
ゆず茶（マーマレード）を手作りしています。

樽脇園
樽脇美昭さん
電話　０５４７－５６－０３６０